誰もが羨む理想な恋?出会った男性が会社経営者だった!

私はロードバイクが趣味で、休日になるたび自宅近くのサイクリングロードで50kmから100kmという距離を走っていました。ロードバイクはただ走るだけでなく走った先のパン屋さんや喫茶店、さらには牧場などで美味しいものを食べるという楽しみがあります。私が使っているサイクリングロードでも少し足を伸ばすと小規模な牧場があり、アイスやジェラートなどを味わうことが出来ます。
ある週末、いつものようにサイクリングロードから牧場に行き休憩がてらジェラートを食べていると、自転車のパンク修理をしている男性がいました。ロードバイクはタイヤが細いためパンクが多い乗り物です。しかし、その場でチューブの穴を塞ぐ修理をするのではなくチューブごと交換してしまうのがロードバイク界での常識なのです。その男性はおそらく予備のチューブがないためパンク修理をしているのだと思われますが、私がジェラートを食べ終えて出発するときにもまだ修理に手間取っていました。そこで、私が持っているチューブを男性に提供したのです。男性は当初遠慮していましたが、私はこの後帰宅するだけだということを伝えるとこちらが恐縮するほどお礼を言って受け取ってくれました。ついでなのでタイヤのチューブ交換も手伝いましたが、そのときに聞いた話だとまだロードバイクに乗り始めたばかりで初めてパンクしたとのことでした。一応、経験者である私は予備のチューブを持っておくことや自宅で交換の練習をしておくことなどを伝え、別れました。
その翌週、またもやいつものようにサイクリングロードを走って牧場に行くと、先週チューブを差し上げた男性がいて、新品のチューブを返してくれたのです。その男性は朝からこの牧場で私のことを待っていてくれたようで、その誠実さに感動しました。の後連絡先を交換し、休日になると二人でサイクリングをするようになりました。それからは自然な流れで恋人関係になりましたが、相手の男性は会社経営者だったのです。会社経営者と出会うことなんて想像もしていませんでしたが、ロードバイクという共通の趣味を持っていたからこそ出会いが生まれ、理想的な経緯でお付き合いをすることになったのです。
とはいえ、やはり価値観の違いなどで悩むこともあります。ロードバイクでも躊躇なく高額なパーツを購入する彼を見ていると、自分の収入の低さが情けなくなるのです。以前はロードバイクに限っては私のほうが経験があるので色々と教えていましたが、劣等感からその機会も減ってきてしまっています。